さて、帰るか…我が郷里へ。
その前にコンビニへ
ここも色が。渋ーい。
買い物がメインではない。
ロングドライブの前の腹ごしらえだ。
と謂うことで
ここ平泉みなみ店ファミリーマートにてオススメのお店を聞いてみる。
地元のことは地元民に聞け!
である。
早速店員さん(たかはしさん 仮名)にオススメのお店を聞いてみる。
なんとたかはしさん、この辺では顔の広い方だっだみたいで色々な美味しいお店を紹介してくださる。
本当に親身になっていいお店を探してくださいました。
何度も言うが東北の方は本当に優しいひとが多い。
そこで紹介されたのが
『さくら』
というお店。
地図を描いてもらい、更には電話して予約もしてくださった。
「あ、たかはしです。…はい、はい、今から1人行きます、はい、よろしくー。」
本当に顔が広そうな受け答え、これもたかはしさんの人徳なのだな、と納得。
後、『さくら』さんのお店の方々もいい人なんだろうな、と感じる。
と、言うことで向かいます。
お店を探しながらのためノロノロ運転だった為ハザードたいて、後ろを走る車に抜いてもらったら
藁パンパンに積んだ軽トラでした。
はい、着いた。
「コンビニでたかはしさんに予約してもらった者です。」
よくわからない挨拶での入店。
中に入る。
店内はいい意味でこじんまりとして、暖かな雰囲気。
ご主人さんも奥さんも物腰が柔らかくてとても話しやすい。
それにしてもサインすげぇ。
数々の芸能人が来られている知る人ぞ知る名店でした。写真に写っているサインはまだまだ一部だそう。
あと、なんとダーツの旅で東京のスタジオまで行って作ったとか。
さて、芸能人の次は私が食べる番だ。
たかはしさんのお言葉を思い出す。
「ここはなんでも美味しいよ。」
それが逆に迷いを生んだ。
メニューの一部
やっすぅ!!
ご主人さんと相談した結果、
せっかく岩手に来たのだからと
八斗汁(はっとじる)
薄味ですっていわれたんで
確かに薄味だと思いましたが食べているとどんどんその味に引き込まれていきます。
あれ?うめぇぞ。
が
うまぁー、食べる手が止まらん。
に変わっていきます。
あっという間になくなりました。
松坂桃李もおかわりしたと言う意味がわかりました。
食事の後、ご主人さんと奥さんと3人でおしゃべり。
富山から来たんです。
しかも今日帰るんです。
と伝えると
これから長時間運転で眠くなるでしょ?
と、コーヒーをご馳走してくれました。
これにはなぜだろう、感極まってしまった。
秋田、岩手と色んな人に出会ったが皆さん良くしてくれた。
ここで本当に人と人との出会いって不思議で素晴らしいことなんだな、と改めて思いました。
だって今日、この時、この時間に来ていなければ出会ってなかったかもしれないのだから。
ちなみに感謝の意と上記のことをご主人と奥さんに伝えるとあるものを見せてくれました。
それはそれはたくさんのノートでした。
古びたもの、色落ち気味のもの、わりとキレイなものなどなど
開いて見せてくれました。
ご主人
「これはね、この『さくら』に来てくれた人に書いてもらってるものなんだ。これを何年も続けたらこんなになっちゃったよ。」
人と人との出会いを大切にされているからこそ出来ることだし、この『さくら』が愛されている証拠だと感じました。
ご主人
「キミにも書いてほしい。
お、丁度新しいノートからだね。」
と、言って新品のノートを渡されました。
書きました。
こそっとこのブログを宣伝しているところにイヤラシさを感じますね。
ここまでいい感じに纏まってきていたのにぶち壊しですね。
実は平泉マップ(どこでも貰える)なるものがあります。それには中尊寺、毛越寺以外にも名所やオススメのお店とかお食事処など記載されているのだが、この『さくら』は載っていません。
それは少しだけ離れたところにあるからだと思います。
ご主人の話だと全国からお客さんがみえる、とのことだったのでマップに載っていなくても客足の途絶えないことは本当にこのお店はが素晴らしいことの証明であると思います。
どうもありがとうございました。
ちなみに
「しもブロ!(仮)を見た。」
と
言っていただいた方には
何もなりません!
少しお話が盛り上がるかもしれません。
さくら
〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉日照田90−3
0191-46-5651
http://www.sakura-hiraizumi.jp/
本日の一言
春に百花あり秋に月あり。夏に涼風あり。冬に雪あり。すなわちこれ人間の好時節
松尾芭蕉