次は
花巻市へ
花巻と言えば
菊池雄星や大谷翔平などを輩出した甲子園常連校の花巻東高校などが有名であろう。
その次に詩人宮沢賢治などがあげられるのではないだろうか。
と、書いたはいいものの
上記はインターネットを駆使し調べた情報に過ぎない。
野球にも宮沢賢治にもさほど
興味のない私が何故花巻へ?
私が花巻に来た理由。
ここ、マルカンデパート
の、このレトロな大食堂で
この10段ソフトクリームを食べるためである。
割り箸と比べるとこんな感じ。
そのソフトクリームを割り箸で食べる
と言うのがマルカニストの通説である。
濃厚バニラとコクのあるミルク感が
織りなすハーモニー、濃厚とコクが
ありながら飽きのこないこの味わい。
10弾なんてペロリでした。
メディアなどでもよく取り上げられるため
知っている人も多いのではないだろうか。
ちなみに他のメニューたち
これはまだ一例。
各自この画像を拡大してもらえたらわかるが
すっごく安ぅいいいい!!
帰り際、店員さんと仲良くなり、
有名なソフトクリーム食べれて良かったです。
と伝えるも
本当はこっちの方が有名ですとパシャリ
ナポリカツと私(乱れ髪)
あの10段ソフトクリームを巻くには
4ヶ月もの修行を経なければならないのか
ある意味職人ですね。
さて、と1Fに降りると
顔ハメを見つけたので入り口の売り場にいる
店員さん(美人)に声をかけて撮ってもらう。
何故かしゃくれ顔でパシャリ。
ちなみにこの時点で16時。
ある問題が持ち上がる。
今日中に最終地点である
毛越寺のある平泉に行くか
ここ花巻で宿をとるか。
元々ノープランで始まったこの旅、
距離や時間など何も考えずにきた。
こういう時は地元民に聞け!
旅の鉄則である。
と言うことで身の上を話し、早速聞いてみる。
シモ
「今日中に最終地点である
毛越寺のある平泉に行くか
ここ花巻で宿をとるか。
どっちがいいと思います?」
美人
「わかんないです。」
シモ
(ですよね・・・。)
美人
「あ、でもちょっと待ってください。」
と、奥へ行く美人。
そしてシュッとしたイケメンが出てきた。
そのイケメンに上記の質問をしてみる。
イケメン
「ここ花巻は花巻温泉郷があるから
今日はそこに泊まって行くといいよ。
その中でも有名なのが
大沢温泉と鉛温泉が有名かな。」
シモ
「なんで有名なんですか?」
イケメン
「100年以上の歴史があって建物も趣があるし・・・・混浴だしね。」
混浴だしね
混
浴
だ
し
ね
シモ
「行きます!!!!(キリッ)」
その中でも立ち湯(立って入るお風呂)のある鉛温泉の藤三旅館がいいんじゃないか
という情報も頂き、本日はここ花巻の鉛温泉に一宿身を置くことに決めた。
それからイケメンと美人と私の3人で会話に花を咲かす。
その会話の中で、
イケメン
「ここマルカンは一度閉店したんだ。」
道中、マルカンのことを調べていた際『閉店』と言う文字が記事に中にいくつもあったのを
思いだした。車を運転しながらもしかしたら行っても無駄足になるのでは?
と言う不安もあった。だが
イケメン
「過去に色んな問題があってマルカンは2016年6月7日に閉店したんだ。でもその後、
高校生による署名活動ののち、地元のある若手経営者がここを復活させる為に
借金〇億円して復活させたって話知らない?」
シモ
「あれ?その若手経営者ってもしかして・・・今メガネかけてるでしょ?」
イケメン・シモ
「(笑)」
その若手経営者とは私がイケメンと呼んでいた
マルカン復活の立役者”小友康広”さんその人でした。
持っているのはこの本
※地元に帰って早速読みました。
とても読みやすく、正直感動しました。
小友さんは普段は東京にいることが多い、
ということだったが
たまたまここへ帰ってきていたそう。
良き出会いに感謝。
その後改めて挨拶をし、
マルカンを後にしようとした時
小友さん
「花巻温泉郷の入り口近くに『田舎labo』ってとこがあるから行ってごらん。
面白い人が沢山いるよ。」
詳しい場所を教えてもらい、アクセルを踏むのだった。
マルカンデパート
岩手県花巻市上町6-2
TEL 0198-29-5588
本日の一言
自分が考えるより良いと思える
世の中を作っていきたい。
小友康広