突然だが
私は怖い話や不思議な話などが好きでよく読む。
そこに必ずと言って良いほど登場するのが遠野物語である。
遠野物語
『遠野物語』(とおのものがたり)とは、柳田國男が明治43年(1910年)に発表した岩手県遠野地方に伝わる逸話、伝承などを記した説話集である。 遠野地方の土淵村出身の民話蒐集家であり小説家でもあった佐々木喜善より語られた、遠野地方に伝わる伝承を柳田が筆記、編纂する形で出版され、『後狩詞記』(1909年)『石神問答』(1910年)とならぶ柳田國男の初期三部作の一作。日本の民俗学の先駆けとも称される作品である。
Wikipediaより
皆さんも雪女や座敷童子など聞いたことがあるだろう。
そんな遠野物語の逸話の舞台がここ岩手にある。
行くしかないっしょ。
現代においてホラーリテラシーはこの遠野物語に
インスパイアされていると言っても過言ではない。
と、そんなことを勝手に考えながら
一路遠野市へ。
もうね、正直・・・たーっくさん、行きたい舞台があったのだが、
時間も時間なので1つに絞ることに。
苦渋の選択である。
うおああああああー、ここだー。
ここ!
カッパ淵。
かつてカッパが多く住み、人々を驚かしたという伝説が残るこの場所。
このような道をひたすら歩く。
この道も昔河童が歩いたのだろうか・・・。
周りはこんな感じ。
のどかだ。
うちの近所にもあるわ。
さて、着きました。
カッパ淵
かつてカッパが多く住み、人々を驚かしたという伝説がのこる場所。全国唯一のカッパ狛犬で知られる常堅寺の裏手を流れる小川の淵をいう。淵の水辺にはカッパの神を祀った小さな祠が建っている。カッパの神は乳の神であり、乳児のある母親が母乳の出がよくなるよう祈願するとよいとされ、祠には、女性が奉納した赤い布による乳房を模ったぬいぐるみのようなものが置かれている。
Wikipediaより
きれいな場所やな~
てか
浅ない!?
この川にかかる小さな橋の上から
改めて川を見てみる。
・・・ん?
緑っぽいのあるやん・・・
おいおい、マジすか・・・
河童すか
肥料袋やん
もう、ゴミやん
声を大にして言いたい。
ごみ、捨てたらあかん!!
気を取り直して・・・
この看板を読んでいると
カッパ淵の方から声がする。
かっぱ釣りしてるー。いいなー。
でも私は許可証を持っていない。
「ホントにつれたらどうしよー。」
そんな声を尻目に
また次の目的地のため歩き出した。
本日の一言
我々が空想で描いて見る世界よりも、
隠れた現実の方が遥かに物深い。
柳田国男